神居古潭石
神居古潭石とは
北海道旭川市郊外の神居古潭渓谷で産出する変成岩の一種で、約一億数千万年前に溶岩が地殻変動による圧力を受けて生成された非常に硬く強靭な岩石です。
この石の産出地である神居古潭（カムイコタン）渓谷は、アイヌ語で「カムイ＝神々の コタン＝住む場所」という意味を持ち、古からアイヌの人々の聖地とされてきました。また、周辺には縄文時代のストーンサークルや集落跡も発見され、太古の時代から連綿と続く人々との繋がりを感じる場所でもあります。
そのため神居古潭石には神々の力が宿るとされ、日本を代表する霊石として水石（観賞用の自然石）の世界では特に名高い名石が数多く知られています。
玉井堂が手掛ける神居古潭石
玉井堂と神居古潭石の出会いは、庭にある大きな庭石で念珠を作って欲しいとの依頼を頂いた事から始まりました。
依頼された庭石は、長い間雨風にさらされ表面が黒くなり、始めは魅力を感じられるような石ではありませんでした。ところが、そんな神居古潭石の魅力に圧倒されたのは会社に戻り研磨し始めた時でした。表面を削り研磨していくと、どんどんと石本来の表情が現れて、今まで蓋をされてきた物が解放されるような感じを受けました。
出来上がったその姿は、緑と黒が織りなす穏やかな優しさとワニの目にも見える力強さを併せ持つとても魅力的な表情を持っていました。これが現在玉井堂で神居古潭石緑泥と名付けた石との出会いです。
非常に硬く強靭で加工が難しい神居古潭石ですが、この石との出会いを通して、この魅力を多くの人と分かち合えたらとの思いから、神居古潭石の様々な表情が感じられる８種類の石を「純北海道産天然石神居古潭」として商品化しました。
身につけることで変化する神居古潭石
天然無処理の為、石の性質上無数の細かな穴が空いています。身に着けることによってお肌の油分が浸透し、風合いや輝きが増していきます。身に着ける時間と共に育てることのできる数少ない石です。
パワーストーンとしての神居古潭石
神居古潭石は、持ち主をあらゆる災厄から守る力があるとされています。身を守るための直観や判断力を授けてくれ、それによって物事の本質を知る力が養われるので、不幸を退け進むべき道筋が自然と見えてくるようになるのでしょう。
【キーワード】
厄除け・精神の安定・ひらめき・ビジネスチャンス
【エネルギー】
不安を取り除き、精神の安定をもたらす。
マイナスな状況を打開して、運気を好転させる。